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乗車 時の安全: チャイルドシート

毎年、数千人の子供たちが自動車事故で負傷したり死亡したりしています。チャイルドシートは、車に乗る乳幼児の安全と安心の保護に役立ちます。しかし、正しい方法で使用しなければなりません。子供の安全を守るために実行すべき5つの項目:

  • 子供が車に乗る時は常にチャイルドシートを使用します。例外はありません。

  • 座席に余裕があれば、子供は後ろ向きに乗せます。

  • 製造元の指示に従ってチャイルドシートを使用します。自動車オーナー向け使用説明書も確認します。チャイルドシートと自動車の使用説明書を手元に置いておきます。車のグローブボックスが置き場所として適しています。

  • チャイルドシートは常に車の後部座席で使用します。

  • 子供の体格がチャイルドシートの制限を超えたら、ブースターシートに切り替えます。米国小児科学会によると、身長が高い、または体重が前向きチャイルドシートの制限を超える子供は、ベルト位置調整式ブースターシートに切り替える必要があります。具体的な身長と体重の制限については、チャイルドシートの使用説明書を確認してください。

チャイルドシートのポジション

チャイルドシートは前向きか後ろ向きに取り付けます。原則として、可能な限り子供が車の後ろ側を向くようにします。これが自動車事故の時に子供の安全を最も守ることのできるポジションです。子供を後ろ向きに座らせなければならない期間は、年齢、体格、体重によって異なります。チャイルドシートのポジションに関する詳細情報:

後ろ向きシート

  • 乳幼児は、できるだけ後ろ向きのベビーシートを利用するようにします。製品の体重制限の体重になるまでは後ろ向きベビーシートを利用します。ベビーシートの取扱説明書を確認してください。

  • 後ろ向きシートには 2 タイプあります: 乳幼児専用型とコンバーチブル型。乳幼児専用シートは必ず後ろ向きで使用します。コンバーチブル型シートは最初は後ろ向きで、後に前向きで使用できます。コンバーチブル型のベビーシートの多くは、2歳以上の乳幼児の身長と体重を後ろ向き設置の制限としています。

  • 乳児を座らせる場合、ベビーシートは製造元の指示に従ってリクライニングさせてください。乳児の頭が前に倒れるのを防ぎます。

  • ハーネスは子供の肩または肩の下にあるチャイルドシートのスロットに通してください。製造元の指示に従って、ハーネスを正しく取り付けてください。

車の後部座席の後ろ向きチャイルドシートに安全に座っている赤ちゃん。

前向きシート

  • 前向きシートは、チャイルドシートの製造元が設定した後向きシートの制限身長または制限体重を超えた子供にも使用できます。

  • 多くのタイプのチャイルドシートが前向きで使用できます。据え付け型シート、前向き/補助シートの組み合わせ、トラベルベストなどです。チャイルドシートの使用説明書で正しい取り付け方を必ず確認してください。

  • ハーネスは子供の肩または肩の上にあるチャイルドシートのスロットに通してください。製造元の指示に従って、ハーネスを正しく取り付けてください。

車の後部座席の前向きチャイルドシートに安全に座っている幼児。

チャイルドシートを安全に使用する

  • 子供に適したチャイルドシートを購入してください:

    • 子供にとって最適なチャイルドシートは、子供の体重と身長に合ったものです。また、車にもフィットするものでなくてはいけません。価格だけで決めないでください。

    • チャイルドシートに試乗してみてください。子供をチャイルドシートに座らせ、ハーネスとバックルを調節してみます。子供と車にフィットしているか確認します。

    • 購入するチャイルドシートに関わらず、毎回正しく使用できる製品かどうかをチェックします。

  • チャイルドシートを正しく取り付ける:

    • シートベルトがチャイルドシートを通っている箇所(ベルトパス)で、チャイルドシートが左右に1インチ以上動かないことを確認してください。

    • チャイルドシートの使用説明書をよく読み、指示に従ってください。使用説明書は常に手元に置いておいてください。

    • チャイルドシートの取付方法については、自動車オーナー向け使用説明書も確認してください。

    • チャイルドシートを正しく取り付けているか確認してください。乗員となる子供の安全性(CPS)認定技術者に相談してください。  米国道路交通安全局は、地元の CPS 技術者やチャイルドシート検査所を見つける手伝いをしてくれます。 または、Safe Kids Worldwideでお住まいの地域のチャイルド シート検査イベントを 検索することもできます。地元の病院、警察、消防署にも CPS 技術者がいることがあります。

  • 子供がチャイルドシートに安全に固定されているか確認してください:

    • チャイルドシートの使用説明書を読んで、器具を正しく使用しているか確認します。

    • ハーネスが子供の胸にピッタリ密着していることを確認します。

    • リテーナークリップを脇の下の高さに保ちます。

  • チャイルドシートは常に車の後部座席に取り付けます。13 歳未満の子供は、シートベルトを正しく装着できる大きさになるまで、常に後部座席でブースターシートに座らせてください。子供がブースターシートに座れないほど大きくなった場合でも、後部座席に座らせます。自動車事故に遭遇した時も、より安全だからです。

  • 使用期限を過ぎたチャイルドシートは使用しないでください。チャイルドシートの使用期限は6年程度のものが多いです。詳しい情報は、チャイルドシートの使用説明書を確認してください。

  • 子供の成長に合わせてチャイルドシートをアップグレードしてください。医師の診察時に測定した子供の身長と体重を記録しておくと、子供がチャイルドシートより大きく成長したかどうかが分かりやすくなります。

  • 子供がチャイルドシートよりも大きく成長したら、ブースターシートに切り替えてください。

乗車時の子供の安全を守るためのリソースとヒント

安全対策に関するアドバイス: 

  • 乗車する時は毎回チャイルドシートとシートベルトを使用してください。通りを一つ隔てた場所に移動する場合でもです。

  • 適切な行動の模範を示してください。あなたがシートベルトを締めれば、子供も真似をするでしょう。

  • 全員がシートベルトを締めなければ、車は発進しないということを子供に理解させてください。例外はありません。

  • 冬の間は着衣がかさ張るので、シートベルトの締まり具合に影響が出てしまいます。

  • 重大な事故に遭遇した時に使用していたチャイルドシートは決して再使用しないでください。軽微な事故の場合は、再使用しても大丈夫な場合があります。詳しくは、www.nhtsa.govをご覧ください。

  • 使用履歴の分からない中古のチャイルドシートは使用しないでください。

  • 使用しているチャイルドシート専用ではないパッドやその他の器具は決して使用しないでください。

  • リコールのかかったチャイルドシートは決して使用しないでください。 リコールに関する情報は、製造元に問い合わせるか、Vehicle Safety Hotline(フリーダイヤル: 888-327-4236)までお電話ください。チャイルドシートを購入する際には登録フォームに記入することも忘れないでください。登録することで、購入したチャイルドシートのリコール情報を確実に入手できます。

  • お住まいの州の子供の乗車時の安全に関する法律については、 Safe Kids Worldwideで確認できます

LATCHシステム

LATCHは、Lower Anchors and Tethers for Childrenの略です。シートベルトを使わずにチャイルドシートを固定できるシステムのことです。LATCHは、車両の後部座席にある2組以上の小さなバー(アンカー)を使用します。トップテザーアタッチメントを使用することもあります。2002年9月以降に製造されたほとんどの車にはLATCHシステムが搭載されています。車とチャイルドシートの両方がシステムを使用できるように設計されている必要があります。LATCHシステムが搭載されているかどうかを確認するには、車のオーナー向け使用説明書とチャイルドシートの使用説明書を確認してください。LATCHをシートベルトと一緒に使用しないでください。どちらか一方だけを使用してください。

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