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授乳期の乳房

母乳育児は最初は神秘的に思えるかもしれません。乳房の中では何が起こっているのでしょうか?母乳はどこから出て来るのでしょうか?赤ちゃんは息ができるのでしょうか?実際のところ、母親は本来赤ちゃんを母乳で育てるようにできています。下の写真は、授乳中のあなたと赤ちゃんの姿を写しています。

適切なタイミングで適切な母乳を

赤ちゃんが成長するにつれて、ニーズも変化します。そして、あなたの母乳はそのニーズに合わせて変化します。あなたの体は赤ちゃんのために 3 種類の母乳を作ります:

  • 初乳は 最初に出て来るお乳です。濃厚で黄色がかっているため、多くの人が黄金の液体と呼んでいます。初乳は、赤ちゃんが生後数日間に必要とするすべての栄養素を含んでいます。量はそれほど多くないように見えるかもしれませんが、この時期に赤ちゃんが必要とするものはこれだけですべてまかなえます。

  • 移行乳 生後2~5日から出てきます。クリーム色、白色、あるいは黄色に見えることがあります。

  • 成熟乳 生後2週目から3週目から出てきます。薄く見えたり、水っぽく見えたりします。青みがかった色になることもあります。成熟乳に含まれるタンパク質、脂肪、抗体のレベルは、赤ちゃんのニーズに応じて変化します。

乳房で授乳される赤ちゃんの解剖図:小葉、乳管、乳首、乳輪、赤ちゃんの舌と鼻。

小葉は 母乳を生成・貯蔵する構造です。

乳管は 母乳を乳首まで運ぶ管です。

赤ちゃんの鼻は 平らなので、授乳中も楽に呼吸できます。

乳首には 小さな穴がたくさんあり、そこから母乳が出てきます。

乳輪は 乳首をきれいにして、赤ちゃんが吸い付くのを助ける油分を供給します。授乳中は、できるだけ多くの乳輪を赤ちゃんの口に含ませます。こうすることで、赤ちゃんが乳房から母乳を吸いやすくなります。また、乳首だけを吸うよりも赤ちゃんが快適になります。

舌は 赤ちゃんが母乳を飲むのを助けます。授乳しているときに、赤ちゃんの舌の先端が乳首の下から突き出ているのが見えることもあります! 

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